2021/09/21 00:52
松浦牧場の嫁が語る、牧場のこだわり① ノンホモジナイズ低温殺菌製法
松浦牧場では、ノンホモジナイズ低温殺菌製法にて、 「MatsuuraMilk」を製造しております。
〇牛乳の殺菌方法
牛乳には、大きく分けて3つの殺菌方法があります。
〇ホモジナイズ処理
ノンホモ低温殺菌牛乳といわれるため、よく「ノンホルモンですか?」と聞かれることがありますが、全く違う事です。
ノンホモとは、ノンホモジナイズの事です。
どちらにせよ、馴染みのない言葉ですよね。私は、酪農家に嫁いでくるまで知りませんでした。
ホモジナイスとは、牛乳中の乳脂肪分を均一化することです。
搾りたての牛乳には、大きいサイズや小さいサイズの脂肪分がバラバラに入っています。
この脂肪分を均一の大きさにして、牛乳の品質を安定させ、消化吸収をよくするためにされているとの事でした。
スーパーに打ってある牛乳も、いつ飲んでも大体同じ味ですものね!
松浦牧場では、牧場で飲むような「搾りたての味」を楽しんで頂きたいと思っています。
なので、できるだけ状態を変えないようにホモジナイス処理は、行っておりません。
ホモジナイズ処理を行わないとどうなるのか?
実は、自然にできた生クリームが味わえちゃうんです♪
乳脂肪を均一にしていないため、乳脂肪同士がくっついて、上の方に浮かんできます。
これは、「クリームライン」と呼ばれています。
そのまま、コップに注ぐと乳脂肪分の高いこっくりとした濃厚な牛乳が味わえます。
そして、下の方は乳脂肪分が少なくなっているので、低脂肪牛乳のようなあっさりとした味わいになっています。
「MatsuuraMilk」は、1本のボトルの中でも飲むたびに味の違いが楽しめる一品になっております。
濃厚な味わいの部分は、お子さんに飲んでもらい、ママはあっさり低脂肪の部分を飲むのもアリですね!(笑)
また、牛乳を飲むとおなかの痛くなる『乳糖不耐症』というものがあります。
ホモジナイズ処理をすると、脂肪に包まれていた乳糖がむき出しになると言われています。この乳糖が消化されないままになるとおなかが痛くなるんだそうです。
なので、いつもお腹を壊してしまうけれど、「MatsuuraMilk」だと飲める!!なんて声もあるんです。
初めて牛乳を飲むお子さんも、ぜひ「MatsuuraMilk」を「ファーストミルク」として飲んでいただきたいです。
外から見て、自分の子どもが乳糖不耐症かどうかなんてわかりませんよね。
もし、牛乳を飲んでおなかが痛くなってしまったらと思うと心配ですが、
「MatsuuraMilk」であれば、その可能性も少ないのかもしれません